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1967年 製作 (現在修理待ち)

この送信機の回路図はこちら

ソフトフォーカスであらが目立たぬように・・・・・?

一応、A3も出せるよう、当初は変調器も組み込んでいたのだが・・・既にA1のみの送信機に改造済み。変調トランスの代わりにキークリックフィルターが鎮座。

それにしても今これをこのまま使用するのはちょいとはばかる・・・





送信機のファイナル部分。左側のコイルは、1.9MHz〜50MHzのπマッチ回路。バンド切換は、タップの半田付け直し。写真は7MHz辺りにあっているようだ。コイルは塩ビのパイプに巻いたもの。ローデイングバリコンの容量拡大用のマイカコンデンサが見える。



ファイナル部分、真上から。ファイナルは6JS6A。しかし今眺めると、よくこれで無事に電波が出ていたなぁ・・・(^^;(^^;



カソードキーイングのクリック防止回路。チョークトランスとコンデンサー、VRで構成。このVRで、独特のキーイングサウンドを調整。



右側がVXO。FT−243タイプを使用。中間のコイルを挟んで左側真空管がドライバ。向こうの穴は何だったのだろう。記憶がない。

背面の写真


もはや痕跡もないが、この裏面に取り付けた電解コンデンサーの大爆発を経験。4畳半の自室が白い煙で充満されて一瞬頭の中が真っ白。顔面直撃でなくて良かった\(^^)/。




送信機用電源装置





電源の整流管?手前側は半波整流用真空管のソケット互換代替シリコンダイオード、向こう側は全波整流用真空管のソケット互換シリコンダイオード。作った当初は、確か真空管だったと思うが・・・。手前側12Fだったかなぁ、、、向こう側は5AR4だったか。ちとうろ覚え。

向こうの小型トランスは、マイナスバイアス用。メイントランスとは分けて、ある程度の安定化を図った。



電源の心臓部、トランス。東芝製の真空管式TVの残骸から取り出したもの。高校生の時の紅顔ラタ厚顔で電気屋さんを廻って多量にせしめたもの。このトランス、全部で7,8個集めたかなぁ、、、JA7YAF仲間で戦利品を分け合ったもの。



電源の背面。中央部に見えるトランスは、平滑用チョークコイル。チョークインプット式で、キーアップ時の電圧の上昇を抑え、平滑効果も期待。キーイングで電源電圧が変動したらエライことですからねぇ。最近の定電圧電源には負けますが、結構安定。もっとも、大元のAC100Vが変動したらだめですが。



中央部の青い板の重なったヤツは、「セレン整流器」。今ではほとんどお目にかかることもなくなりましたねぇ・・・。これはグリッドのマイナスバイアス電源用に使用。