FX−603Pである。2001年11月購入。先代モデル、FX−602Pを20年使ってきたが、602Pの頁に書いたとおり、さすがにガタがきた。カタログを見ると、603Pというのがあって、602Pのバージョンアップ品であると。602Pのプログラムはそのまま動く、と。これは買うしかない。店に置いていないので注文で取り寄せ。購入価格、14500円くらい。先代モデルよりバージョンアップして、値段は半分くらい。いい世の中になったものである。
さっそく602Pのプログラムから移植、といっても全く同じ書き方でOK。使い方ほとんども同じ。音楽機能が使えなくなったのがバージョンダウンだが、このところはほとんど使っていなかったので問題なし。
602Pに比べると、ちょっと大きくなった。LCD表示が2行になった分だから許してやろう。だいたいにおいてこれ以上小さくなったら読めない、打てない。
6144ステップ。BASIC系のプログラムと違って、1機能1ステップ(2ステップ使うのもあるようだが)なので、まずこれで十分。そもそも602Pでは512ステップでやりくりしてきたのだから。
このプログラムは、手計算するとおり、数式通りの方式なので、直感的にわかる。エクセルのマクロ登録のように、手で計算するとおりプログラムを書いていけばよろしい。条件分岐、無条件分岐などはちょっと頭の中で一ひねりしなければならないが。
追々、これのプログラムを紹介していこう。
FX−602Pと603Pの競演。こうして並べてみると、603Pで少し大きくなっている。これはうれしい。高齢化とともにだんだん細かい文字が見えにくくなってきているので。